くろ
こんにちは、ワーホリブロガーのくろ(@kuro_holi)です。
コロナウイルスで海外旅行ができなくなってはや数ヶ月…。海外への渡航は未だ再開の目処は立っていませんが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私もヨーロッパでワーキングホリデーをする予定でしたが、コロナの影響で完全に予定がストップです。
正直楽しみにしていた分、気が滅入ったり気分が上がらなかったり…です。海外旅行や留学を予定していたなど私と同じような状況の方も多いのではないかと思います。
そこでこの記事では、自宅で海外旅行気分が味わえるように世界各国のビールをご紹介したいと思います。
その国に思いを馳せるという意味で、
- 日本国内で正規販売していない(輸入品)
- その国の代表的なビール(その国では手に入りやすい)
という条件でご紹介します。
気分転換や家飲み、Zoom飲みする際にもちょっと変わったビールは話の種になっておすすめですよ!
目次
アジア編
アジアで有名なビールを国ごとにご紹介します。日本から近い国が多いので、馴染みのあるビールも多くあります。
JEJU WIT ALE|韓国
韓国の済州(チェジュ)島は「東洋のハワイ」とも言われるほど自然豊かなリゾート地で、マリンスポーツや観光などが人気の場所です。
そんな済州(チェジュ)島では「JEJU WIT ALE」という島のシンボルである火山が印刷されたご当地ビールがメジャーです。
みかんピールを使っているので爽やかでフルーティーな味わいなので、女性も飲みやすいと思います。
当然ですが焼き肉やバーベキューにも合いますし、脂ののったお刺身、パスタなどしっかりした味付けの料理とも相性抜群なビールです。
台湾ビール 金牌|台湾
東京から片道4時間、LCCを利用して格安に週末旅行ができる台湾のおすすめは「台湾ビール 金牌」です。
日本ビールに比べて口当たりが軽さと苦味の少なさが特徴で、ビールが苦手な人もぐいぐい飲めてしまいます!
オリジナル以外にもマンゴーやパイナップルのフルーツ系やはみちつ味などのカクテル風ビールも美味しいですよ。
くろ
20歳くらいの時に台湾旅行で飲みました。苦味の少なさから、飲むスピードをコントロールできず飲みすぎた記憶が…
Angkor(アンコール)ビール|カンボジア
カンボジアは遺跡ツアーや王宮巡りなど観光スポットだけでなく、南国の雰囲気が楽しめる国として旅行でも人気が高いです。
そんなカンボジアの国民的ビールは、世界遺産の巨大遺跡「アンコール・ワット」の名前がつけられた「アンコールビール」。
ラガータイプで、爽やかな苦味となめらかな飲み口のビールです。
Bintang(ビンタン)|インドネシア
インドネシア旅行はオールシーズン楽しめ、特に絶景のビーチや自然が魅力的なバリ島は非常に人気が高いです。
そんなインドネシアでは、暑い国のビールだからこそゴクゴク飲める爽やかさが特徴の「ビンタンビール」がおすすめ!
辛口で後味スッキリなので、香辛料を使ったスパイシーな料理とよく合います。
Red Horse(レッドホース)|フィリピン
英語合宿や短期留学などで話題のフィリピンは「南の楽園」とも言われ、旅行先としても人気が高いです。
そんなフィリピンのおすすめビールは「レッドホースビール」です。
「レッドホース」の特徴は何と言っても8%というアルコール度数の高さ。スッキリしているのでグイグイ飲めてすぐ酔えるという…
飲みすぎ注意ですが、現地の味を知りたい!という方はぜひお試しを。
Tiger(タイガー)|シンガポール
シンガポールは多民族国家特有のさまざまな文化や食事を楽しめて、観光スポットも豊富な国です。
そんなシンガポールでは「タイガービール」が人気で、国内だけにとどまらず東南アジア全体で知名度が高いです。
キレ、苦味の効いた爽やかさときめ細やかな泡が特徴のビールで、キンキンに冷やして辛い料理と一緒にグイっと飲むのがおすすめです!
SINGHA(シンハー)ビール|タイ
タイは遺跡巡り、マリンスポーツ、グルメ、ショッピングなど魅力が満載で、1年中夏気分が楽しめる国。
タイでは「シンハービール」が王室に唯一認められている伝統的なビールとして知名度が高く人気です。
日本人好みの苦味とすっきりとした後味で、タイ料理のしっかりした味付けと相性抜群ですよ!
フラパパ
個人的にはチャーンビアもすき。
333(バーバーバー)ビール|ベトナム
ベトナムはハノイやホーチミン、ダナンなど国内でも観光スポットが豊富で何度も行きたくなる国。
そんなベトナムでは「333ビール」が国民的ビールとして人気です。
333ビールは全体的に軽めなので、晩酌よりもご飯のお供におすすめのビールです!
ミャンマービール|ミャンマー
ミャンマーは「神秘の国」「精霊信仰の聖地」と言われれる信仰と伝統を重んじる仏教国です。
ミャンマー観光といえば、世界三大遺跡の古都バガンやインレー湖近郊のカック遺跡、インディン遺跡などを巡るツアーが王道。
比較的治安が良いこともあって、男女問わず一人旅で訪れる人も多い国です。
そんなミャンマーで1度は飲んで欲しいビールが「ミャンマービール」。
過去にヨーロッパの国際的なビールコンテストで賞を受賞、さらにモンドセレクションで金賞を受賞した経験のあるビールです。
味は薄めですが苦味とコクがありつつ、しっかりとしたキレがたまらないビールで濃い味付けや油っこい料理との相性が抜群に良いですよ。
EFES Pilsen(エフェス ピルセン)|トルコ
トルコは西アジアと東ヨーロッパが交わるところにあり、エーゲ海や地中海などの海にかこまれた国。
トルコといえば、
- 自然遺産と文化遺産があるカッパドキア
- 西洋文化と東洋文化が混ざり合ったイスタンブルの街並み
- 古代都市エフェソス
など、周りきれないほど観光スポットがたくさんあります。
そして観光した後には、世界三大料理であるトルコ料理も楽しめるという魅力満載の国です。
トルコの国民的ビールといえば、トルコの大手ビールメーカーが製造している「エフェスビール」です。
その中でも特に人気の種類が「エフェス ピルスナー」。
エフェス ピルスナーはほのかな苦味に軽いのどごし、辛すぎずすっきりした飲みやすさが特徴です。
くろ
個人的にはボモンティビールも捨てがたい…
エフェスよりあっさりしているので、ビールが苦手な人も読みやすいですよ~
ヨーロッパ編
ヨーロッパ各国でおすすめのビールを国ごとに紹介します。
デュベル|ベルギー
ベルギーは古き良き中世ヨーロッパの面影が残る街並みや、チョコレート、ワッフルなど美食の国として知られています。
ベルギービールは世界でも非常に有名で、隣国ドイツと違って製造方法に制限がないことから個性豊かなビールを楽しむことができます。
特におすすめしたいのは「悪魔の誘惑」「世界一魔性を秘めたビール」と言われるデュベルビール。まろやかな口当たりですが、スパイシーな濃いめの香りと程よい苦味がバランス良く楽しめるビールです!
【燻製ビール】シュレンケルラ・ラオホ|ドイツ
日本人と気質が似ていると言われているドイツはベルリンの壁やシンデレラ城のモデルになったと言われているノイシュヴァンシュタイン城などの観光スポットが有名です。
ドイツではビール製造に関して法律があるくらいなので、どのドイツビールも品質がとても良く世界的に人気が高いです。
今回ご紹介するビールは、ドイツのビール祭り「オクトーバーフェスト」で必ず飲まれている燻製ビール「シュレンケルラ・ラオホ」の「メルツェン」です。しっかりと苦味があり燻製したスモーキーな風味が特徴のこのビールは少しクセが強め。
濃い味のソーセージと良く合うのでぜひ試してみてください。
MURPHY’S(マーフィーズ)|アイルランド
イギリスから飛行機で約1時間半の位置にある島国のアイルランドは、独自の文明や歴史的建造物を巡る旅行が人気の国です。
アイルランドはイギリス同様「パブ文化」があり、街中のアイリッシュパブでウィスキーやビールなどの美味しいお酒を楽しむことができます。
そんなアイルランドのおすすめビールは、現地で根強い人気のある「MURPHY’S(マーフィーズ)」です。
ギネスビールよりも苦味は控えめ、ローストされた麦の深いコクとクリーミーな口当たりが楽しめるビールです。
くろ
アイルランドのお酒って「苦い」とか「アルコール度数が高い」ってイメージだけど、意外と飲みやすいビールもありますよ!
ヒナノビール|タヒチ
成田空港から直行便で約11時間半の位置にあるリゾート地タヒチ。
南太平洋に浮かぶタヒチ島は珊瑚礁の美しい海や周辺の島への日帰りツアーが人気で、結婚式や新婚旅行で訪れる人が多いです。
そんなタヒチを代表するビールは「ヒナノビール」。
ライトラガータイプで、ナッツやスナック菓子など塩気の効いたおつまみと相性ばっちりです。
くろ
ラベルに描かれた女の子のデザインは現地でTシャツなどお土産グッズとして販売されるほど人気で認知度も非常に高いです。
FIX HELLAS(フィックス ヘラス)|ギリシャ
ギリシャはエーゲ海に浮かぶ3000ほどの島々とバルカン半島によって構成されています。
リゾート地への日帰りクルーズやマリンスポーツ、美味しい海鮮料理など旅行先として魅力満載の国です。
他にもオリンピック発祥の地オリンピアの遺跡やパルテノン宮殿、アポロの神殿など古代遺跡を巡る観光コースも人気の理由として挙げられます。
そんなギリシャのおすすめビールは、深い歴史を持つ「FIX HELLAS(フィックス ヘラス)」です。
実はこのビール、1864年から約100年間ギリシャのビール市場をリードし続けたものの1983年に一度製造が終了しています。
製造が終了してからも根強い人気から何度か再販が試みられたのですが上手くいかず、2010年にやっと完全復活を果たしました。
FIXビールの魅力はしっかりとした苦味とコク、そしてまろやかな口当たりのバランスが絶妙さ。上質な味わいが特徴のプレミアムラガービールです。
発売から150年以上愛され続けるフィックスヘラスビールで、少し贅沢なお家時間を過ごしてみるのもいいですね。
Hertog Jan Grand Prestige(ヘルトック ヤン グランド プレステージ)|オランダ
オランダといえばチューリップの風景や田園の風車など春の旅行先として有名。
ですが実は、美術館がたくさんあるアムステルダムやグルメな海辺の都市デン・ハーグなど季節関係なく都市観光が楽しめる国です。
オランダビール=ハイネケンというイメージが強いかと思いますが、他にも美味しいビールがたくさんあります。
私のおすすめは「ヘルトック ヤン グランド プレステージ」。ワインのように熟成させるほど美味しさが増す珍しいビールです。
コルクを開けると香ばしい香りで黒に近い濃い色味。一見苦そうな見た目ですが、飲むとフルーティーで芳醇な甘みが楽しめます。
Birra Moret(モレッティ)|イタリア
イタリアといえばローマにフィレンツェ、ヴェネツィアやミラノなど観光地が数え切れないほどたくさんある海外旅行の人気国!
グルメ旅行、芸術を巡る旅と魅力満載の旅行プランが組みやすいこともあって、初めての海外旅行にもおすすめです。
イタリアのおすすめビールは「モレッティ」。
イタリアで古い歴史を持つビールメーカーで、国内だけでなく世界各国でも愛されているビールです。
クセがなく飲みやすいので、和食などどんな料理にも合いますよ♪
キシナウビール|モルドバ共和国
モルドバ共和国は東ヨーロッパにあって、ウクライナとルーマニアの間に位置しています。
1991年にソビエト連邦から独立したばかりで、日本では旅行先としてまだまだ馴染みのない国かもしれません。
そんなモルドバ共和国の魅力は、隣接国のルーマニアやウクライナそしてロシアの影響を受けてミックスされたところ。
どの国よりも東ヨーロッパの古きよき建物や雰囲気が楽しめる国です!
モルドバの首都キシナウの名前がつけられている「キシナウビール」。
麦芽100%のピルスナービールで、ほのかな苦味と爽やかな飲み口が特徴のビールです。
どんな料理にでも合いますし、アルコール度数低めなのでビールが苦手な人も飲みやすいと思います。
ウクライナやルーマニアからの輸入ビールがほとんどのモルドバ共和国で、このキシナウビールは数少ないブランドビールです。
南アメリカ編
南アメリカのおすすめビールを国ごとに紹介します。
Quilmes(キルメス)ビール|アルゼンチン
日本の約7.5倍の国土を持つアルゼンチンはアンデス山脈やパタゴニアの大氷河、イグアスの滝など大自然を巡る旅が楽しめる国です。
さらにタンゴ発祥の地、ワイン生産国など魅力満載。
そんなアルゼンチンのおすすめビールは、圧倒的シェアを誇る「Quilmes(キルメス)」です。
キレのあるあっさりとした軽い飲み口がお肉料理に良く合います。
くろ
アルゼンチンは世界有数の牛肉消費国だから、とにかくお肉料理に合うあっさりしたビールが人気!
オセアニア編
オセアニアの国々でおすすめしたいビールをご紹介します。
Victoria Bitter(ヴィクトリア ビター)|オーストラリア
旅行だけでなく留学やワーキングホリデー、移住先としても大人気のオーストラリア。
綺麗な海に広大な土地に広がる大自然、賑わう都市もあって世界中の人が集まる国際的な国です。
観光スポットはグレートバリアリーフのサンゴ礁帯やエアーズロック、ホワイトヘブンビーチやピナクルズなど1度の旅行じゃ満喫しきれないほどたくさんあります。
オーストラリアのパブやレストランでよく見かけるビールといえば「ヴィクトリア・ビター」。略して「VB」とも呼ばれています。
苦味はほどほど(控えめ)なキレのある飲み口が特長で、オーストラリアでシェアNo.1ビールです。
く
個人的には原材料にハチミツが使われている「ビーズニーズ」も気になる~
世界のビール紹介まとめ
この記事では世界各国のビールを紹介しました。気になったビールはありましたか?
と言っても飲んでみなければわからないので、まずは海外ビールの飲み比べセットがおすすめです。
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