くろ
こんにちは、ワーホリブロガーのくろ(@kuro_holi)です。
海外旅行といえば必ずグルメチェックをする私が、その国に行ったら絶対に食べたい!と思っているスイーツが山ほどあります。
しかし2020年は新型コロナウイルスの影響で海外旅行は難しそう…
いつから行けるのか、どこの国なら行けるのか全く検討もつかず頭を抱えることになりました。
そこで今回は、限られた行動範囲でもお家で作れる、海外旅行気分が味わえる世界各国のスイーツをたくさんご紹介します!
海外旅行を予定していた方、海外好きの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
アジアンスイーツ
アジアンスイーツは日本でもコンビニやレストランにけっこう並んでいますよね!
知名度は高くなってきたといっても、まだまだ知られていないアジアのスイーツどたくさんあります。
アジア各国は独自の食文化で成り立っているイメージですが、実はヨーロッパやアフリカなどの影響を上手く取り込んでいるところもあってとても面白いんです。
そんなアジアの王道スイーツから、見たことないような珍スイーツまで幅広くご紹介していきます。
楊枝甘露(ヨンジーガムロウ)|香港
ヨンジーガムロウは香港で食べられているマンゴーが主役のアジアンスイーツ。
ピューレ状にしたマンゴーとココナッツミルク、ポメロという柑橘系のフルーツとタピオカを混ぜて食べるアジアンスイーツです。
くろ
マンゴーやココナッツミルクの甘みと柑橘系のポメロやグレープフルーツの組み合わせが絶妙。中華スイーツの定番です!
レシピ:飲むスイーツ?! 楊枝甘露(ヨンジーガムロ)【cotta】
豆花(トウファ)|台湾
「豆花(トウファ)」とは豆乳プリンのこと。台湾や香港で朝食やおやつとして幅広く親しまれています。
食べ方はタピオカやあずき、緑豆やフルーツなどをトッピングして、ほんのり甘いシロップをかけるのが一般的です。
豆乳で作ることから「ヘルシースイーツ」として話題になり、東京や埼玉にMeetFresh鮮芋仙」がオープンしています。
レシピ:ゼラチンで作る!豆花(トウファ)【DELISH KITCHEN】
ヤックァ|韓国
ヤックァは韓国の時代劇ドラマによく出てくる伝統的なお菓子です。
漢字だと「薬菓」と書き、可愛らしいお花の形が一般的でスーパーや屋台で売られています。
ドーナツに似ていますが、ハチミツとごま油やシナモンの香りがする甘~い味。想像を超える甘さなので、少しずつ食べるのがおすすめです!
チェー|ベトナム
チェーはベトナムの屋台で売られているローカルスイーツ。
基本は甘く煮た豆や芋、お米にフルーツや寒天を混ぜて食べるのですが、
- 冷たくして食べる
- 温めて食べる
と地域によって2通りの食べ方があります。
1年中暑い南部ではクラッシュアイスやココナッツミルクでかき氷風に、寒くなることもある北部ではおしるこやぜんざいのように温めて食べます。
トッピングはアレンジし放題なので、日本風に黒蜜やきな粉も合いそうですね!
レチェ・フラン|フィリピン
レチェ・フランはフィリピン版のプリン。
卵黄のみをたっぷり使った濃厚さと、コンデンスミルクの甘み、そして食べ応えのある固さが特徴です。
食べ応えがあって、現地では洗礼式や結婚式などのお祝い事、お祭りやパーティーには欠かすことのできないスイーツだと言われています。
レシピ:レチェ・フラン フィリピンのプリン【Rakutenレシピ】
オンデオンデ|マレーシア
オンデオンデは緑色のお餅でグラマラッカ(黒糖)を包み、ココナッツフレークとゴマをたくさんまぶしたお菓子です。
マレーシアでは老若男女問わず人気で、特にマラッカのニョニャ(プラナカン民族の女性のこと)が作るオンデオンデが美味しいと言われています。
南国を感じるココナッツの香りと、じゅわっと溢れ出す黒糖がよく合って癖になる美味しさです!
ちなみにお餅の緑色はパンダンリーフという食用の葉で着色することで鮮やかな色になるそう。
お家で作るときは白色のままでもいいし、かぼちゃを裏ごしして黄色に色づけするレシピもあります!
ダダール・グルン|インドネシア
ダダールグルンは緑のクレープ生地に黒糖やナツメジャムを詰めたインドネシアのローカルスイーツです。
ダダールは「薄い生地」、グルンは「包む」という意味。
緑色のクレープ生地はマレーシアのお菓子「オンデオンデ」と同じで、パンダンという食用葉で着色されています。
生地は米粉でモチモチ、中身はココナッツフレークをパームシュガー(ヤシ糖)と煮込んだものを詰める(地域によって変わる)のが一般的です。
レシピ:インドネシアのおやつ!ダダールグルン【クックパッド】
カオニャオ・マムアン|タイ
タイの朝ごはん、定番スイーツの「 カオニャオ・マムアン」、英語名は「マンゴー&スティッキーライス」。
実は2020年6月24日よりタリーズコーヒーの新メニューになったことで話題になりました!
ココナッツミルク、砂糖、塩で炊いたもち米にコンデンスミルクと完熟マンゴーをのせて食べる南国感満載のスイーツ。
少し塩気のあるもち米とコンデンスミルク、マンゴーは想像以上の相性でハマること間違いなしです!
レシピ:本格タイスイーツ!カオニャオ・マムワン【Rakutenレシピ】
Gulab jamun(グラブジャムン)|インド
主に北インドやパキスタンで食べられている世界一甘いスイーツ「グラブジャムン」。
簡単に言うと砂糖シロップが中まで染み込んだ小さいボールの形をしたドーナツです。
作り方はシンプルで小麦粉と砂糖、ミルクを合わせた生地を丸く成型して油で揚げ、シロップに漬ければ完成!
この甘いシロップがドーナツの中までしっかり染み込んで、噛むとじゅわっと口の中に広がります。
「超がつくほどの甘党だ!」という方には特にお試しいただきたいインドスイーツです!
レシピ:激甘インドスイーツ★グラブジャムーン【クックパッド】
オム・アリ|エジプト
オム・アリはエジプト版パンプディングのことで、パンの代わりにパイを使っているのが特徴です。
エジプトではお母さんの味として定番で、レストランのデザートメニューには必ず載っているほどポピュラー。
作り方は砕いたパイをたっぷりの牛乳とドライフルーツ、ナッツ類と一緒に煮込んで最後にココナッツをのせて焼き上げます。
ひたひたの牛乳がパイ生地にしっかり染み込んで、パンとは違った食感がたまりません!
個人的にはパンプディングよりもスイーツグラタンっぽいかなと思います。
レシピ:OM ALI《オムアリ・エジプト風パンプディング》 【レシピブログ】
くろ
牛乳の代わりにココナッツミルクを使えば、また違うスイーツになって美味しいです!
クナーファ|パレスチナ・イスラエル
中東やバルカン半島の郷土スイーツ「クナーファ」。イスラム教のラマダーン期間中に好まれるデザートでもあります。
小麦粉で作った細麺状の生地が特徴で、間にフレッシュチーズやナッツ、クリームを挟んで食べるホットスイーツです。
サクッとした食感の甘めの生地と、溶けたチーズやクリームがよく合います!
実はこの「クナーファ」、13世紀半ばの料理書にも書かれていたらしく歴史がとても長いんです…。
エジプトやイラク、トルコでもポピュラーなおやつですが、地域によって挟むクリームやナッツが違うので食べ比べをするのも楽しそうです!
レシピ:クナーファ〜千夜一夜物語に登場するお菓子【クックパッド】
くろ
クナーファという材料が必要だから、手軽に作れる!というわけにはいかないですね…
ヨーロッパスイーツ
ヨーロッパのスイーツは全体的に牛乳やバター、チーズなどの乳製品をふんだんに使ったタルトやパンケーキ、タルトが主流。
さらにアーモンドやピスタチオなどのナッツ類を小麦粉の代わりに使って生地にしたりと、ちょっとカロリー高めのスイーツが多いとイメージです。
でもヨーロッパスイーツは材料さえ揃えば、作る手順は意外と単純。
ぜひお家でヨーロッパスイーツを試してみて、海外旅行気分を味わってみてください。
シルニキ|ロシア・ウクライナ・ベラルーシ
ロシアなどで朝食としても食べられている「シルニキ」は、一口サイズの焼きチーズパンケーキです。
特徴はパンケーキ生地にクワルクという白いフレッシュチーズを練りこまれていること。
両面をしっかりキツネ色に焼いて、サワークリームやフルーツジャム、はちみつと一緒に食べるのがロシア流です。
表面はパリッと、中はモッチリでクリーミーで美味!美味しすぎて、普通のパンケーキよりも定番メニューになってしまうかもしれません。
他にもリトアニアやポーランドなどいろんな国で幅広く食べられていて、カッテージチーズやリコッタチーズなど練りこむチーズは地域によって様々です。
レシピ:シルニキ~ロシアのパンケーキ【Rakutenレシピ】
くろ
クリームチーズでも美味しいみたいです!それにしても、チーズを練りこむって贅沢ですよね~。
ロクム|トルコ
ロクムはトルコ生まれの練り菓子で、英語名では「ターキッシュ・ディライト」と呼ばれています。
基本的な材料はコーンスターチ、砂糖、ナッツの3つですが、チョコレートやドライフルーツを入れるなど種類は豊富です。
弾力のある食感は日本のゆべしに似ていますが、クルミやピスタチオといったナッツ類が良い感じにヨーロッパ感を出してくれています。
レシピ:簡単ピーナッツロクム(トルコ風お菓子)【Rakutenレシピ】
バクラヴァ|トルコ
トルコ名物の「バクラヴァ」は、ギリシャや北アフリカでも食べられているパイ。
紙よりも薄いフィロ生地と呼ばれるパイ生地を何重にも重ねて、その間に細かく砕いたクルミやピスタチオ、アーモンドなどのナッツ類を挟んで焼いたパイに、甘いシロップをつけたスイーツです。
パイ生地のパリッと感と染み込んだシロップのしっとり感が一緒に味わえる、市場などで人気の甘~いおやつ。
トルコのバクラヴァは周辺国に比べると、焼き菓子というよりは生菓子っぽく、シロップがベトベトなくらい多めにかかっているのが特徴です!
作り方は国や地域によって生地が包んだり巻いてあったり、間にチーズを挟んだりといろんな種類のバクラヴァが楽しめるようです。
レシピ:バクラヴァのレシピ!トルコやギリシャで大人気のお菓子の作り方。【やまでらくみこのレシピ】
タルタ・デ・サンティアゴ|スペイン
スペイン・ガリシア州の伝統的なアーモンドケーキ「タルタ・デ・サンティアゴ」。
アーモンドと砂糖、そして卵だけで作るとてもシンプルなケーキです。
「聖ヤコブのケーキ」という意味で、印象的な十字架のシルエットも聖ヤコブの十字架を表しています。
由来は聖ヤコブの遺骨が祀られている巡礼の最終地点であるサンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で作られたのが最初だからだと言われています。
小麦粉を使わずアーモンドプードルだけで作るので普通のケーキよりもサックリとしています。
レシピ:サンティアゴ・デ・コンポステーラ伝統のアーモンドケーキ【セニョーラ・あ~の気ままな食卓】
スフォリアテッラ|イタリア
イタリア・ナポリ地方の名物「スフォリアテッラ」は、貝殻に似た見た目の焼き菓子です。
「ひだを何枚もかさねた」という名前の意味の通り、パイ生地が何層にも重ねられています。
パイの中にはリコッタチーズやカスタード、アーモンドクリームがしっかり詰まっていてボリューム満点のイタリアンスイーツです!
ポイントはパイを重ねる際にバターではなくラードを使うことで、他のパイよりもサクサクっとして強い生地になるんだそうです。
カスタニャッチョ|イタリア
イタリア・トスカーナ州の伝統スイーツ「カスタニャッチョ」は栗の粉を使ったケーキ。
普通のケーキよりももっちりした食べ応えのある食感と、ほんのりした栗の甘さが特徴です。
伝統的なレシピは栗の粉とオリーブオイル、水か牛乳を混ぜた生地にローズマリーや松の実、レーズンやクルミなどを入れて焼くだけと意外とシンプル。
お砂糖を入れない分低カロリーで、固めの生地は腹持ちも抜群のスイーツです!
レシピ:カスタニャッチョ・トスカーナ州のお料理【クックパッド】
マコヴィエツ|ポーランド・ハンガリー
ポーランドの祝日やクリスマスに欠かせない定番スイーツ「マコヴィエツ」、ハンガリーでは「ベイグリ」と呼ばれています。
甘いロールケーキでケシの実がぎっしり詰まっているのが特徴です。
このケシの実のつぶつぶ食感がクセになってハマってしまう人が多いのだとか…生地はパンとケーキの間のような食感です。
ケシの実以外にも砕いたアーモンドやクルミなどのナッツ類やオレンジピール、レーズンが入っていて一口一口楽しみながら食べることができますよ!
レシピ:ベイグリ【レシピブログ】
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ポーランドではクリスマスイブにマコヴィエツ作りでケシの実を細かく磨り潰すと、早く結婚できるという言い伝えがあるそうです…
ミルヒライス|ドイツ・デンマーク・スウェーデン
ミルヒライスはドイツやデンマーク、スウェーデンなどを中心にヨーロッパの広い範囲で食べられているごスイーツです。
レシピはシンプルでお米を牛乳で炊いて、シナモンで香り付けをしたり、砂糖やジャムなどで甘くして食べます。
温かい状態で食べるのが一般的で、ジャム以外にもチョコレートを添えたりなどバリエーションが豊富。
牛乳で炊く斬新さに日本人には馴染みがなく好き嫌いの分かれそうなスイーツですが、チャレンジ精神のある方にはぜひ試していただきたい一品です!
レシピ:ドイツのほっこりデザート ミルヒライス【Rakutenレシピ】
くろ
ミルク粥を食べたことがあれば、抵抗なくすんなり食べれそうですね~!
ボーロ・レイ|ポルトガル
「王様のケーキ」という意味を持つポルトガルの伝統スイーツ「ボーロ・レイ」はクリスマスに欠かせません。
ドライフルーツやナッツの入ったドーナツ型のケーキで、クリスマスイヴから1月6日(王様の日)にかけて食べられています。
ボーロ・レイの表面は溶かしたゼリーでコーティングされ、クリスマスにぴったりのカラフルな見た目が特徴です。
クイニーアマン|フランス
フランスのブルターニュ地方発祥のバターをふんだんに使ったスイーツ「クイニー・アマン」。
有塩バターを使うのがブルターニュ風で、少ししょっぱい独特の風味が特徴です。
表面のカラメルがカリカリで、中はもっちり食感とバターの香りがたまりません!
リンツァートルテ|ドイツ・オーストリア
リンツァートルテはオーストリア北部の都市リンツで生まれた伝統スイーツ。世界で最も古い歴史を持つトルテと言われています!
このケーキはヨーロッパ原産の赤い果実「アカスグリ」のジャムと格子模様がトレードマークです。
アカスグリは酸味と渋みのある果実で、ジャムにすることで甘さとコクが出てケーキと相性抜群!
生地にはヘーゼルナッツやアーモンド、クルミなどのナッツの粉末とバターを混ぜ合わせることでサックサクに仕上がります。
ギモーヴ|フランス
ギモーヴはフランスの伝統的な砂糖菓子のひとつでマシュマロによく似ています。
マシュマロとの違いはフルーツピューレとゼラチンで作られているところで、ふわふわなのにモチモチ食感が残っています!
噛むとぎゅっと詰まったフルーツの香りが口の中に広がって爽やかな味がします!
小さい立方体の形とフルーツピューレのカラフルな色が可愛いので、SNSにアップするのもおすすめですよ。
レシピ:ベリーのギモーブ【レシピブログ】
バノフィーパイ|イギリス
キャラメルとバナナの組み合わせが最高な、イギリス人が愛して止まないスイーツ「バノフィーパイ」。
砕いたクッキーのタルト生地に、トフィー・バナナ・ホイップクリームがたっぷりのったタルトです。
トフィーはコンデンスミルクを1缶まるまる使って煮詰めた濃厚なキャラメルソース!
もしコンデンスミルクがなければブランシュガーと生クリーム、バターを混ぜて煮詰めたキャラメルソースでも十分に美味しく仕上がりますよ。
レシピ:濃厚なキャラメルのイギリスのお菓子 バノフィーパイ【Rakutenレシピ】
スキール|アイスランド
スキールはアイスランドに何百年も伝わるスイーツで、健康食として知られています。
厳密に言うとヨーグルトよりもチーズに近い乳製品で高タンパク質で低脂肪、さらにプロテインも多く含んでいます。
ヨーグルトに比べて水気が少なく固さがあり、味はマスカルポーネに近い感じ。
無糖なのでお砂糖をかけたり、季節のフルーツと一緒に食べるのが一般的です。
レシピ:スキール【レシピブログ】
プリンセスケーキ|スウェーデン
スウェーデン語で「プリンセストルタ」とも言う、スウェーデン発祥のドーム状のケーキです。
色鮮やかなグリーンが特徴で、固めのマジパンで覆われています。
マジパンの中はスポンジケーキとホイップクリーム、カスタードクリームなどを何層にも重ねられています。
「プリンセスケーキ」という名前は、スウェーデンの皇女たちが好んでこのプリンセスケーキを食べたことがの由来になっているそうです。
リューブリトルテ(Rueblitorte)|スイス
スイスのアールガウ州発祥の、人参をたっぷり使ったケーキ「リューブリトルテ」.
リューブリトルテの特徴は小麦粉はほとんど使用せずに、人参とヘーゼルナッツで生地を焼き上げるところです。
粗引きのヘーゼルナッツを使うので、ザクザクとした食感がたまりません!
レシピ:リューブリトルテ(キャロットケーキ)【AsahiKASEI】
ハッロングロットル|スウェーデン
ハーロングロットルは甘酸っぱいラズベリージャムを使ったソフトクッキーです。
スウェーデンの「Fika(フィーカ:お茶をする)」という習慣で、コーヒーのお供として人気のスイーツ。
生地部分のバターとバニラシュガーの濃厚な風味と、ラズベリージャムの甘酸っぱさが相性バッチリです。
レシピ:スウェーデンのクッキー ハッロングロットル【クラシル】
ヨウルトルットゥ|フィンランド
フィンランドでクリスマスケーキの代わりに食べらている伝統的なスイーツ「ヨウルトルットゥ」。
ヨウルはクリスマス、トルットゥはタルトという意味で星の形が特徴のパイです。
パイの真ん中にプルーンジャムをのせるのがポピュラーですが、イチゴジャムやアプリコットジャム、ブルーベリージャムなどもカラフルになって可愛いですよ!
レシピ:北欧の国フィンランドの伝統菓子で簡単にクリスマスのおもてなし!【Daylicious】
ギネスケーキ|アイルランド
アイルランド生まれのギネスビールを混ぜ込んだ伝統スイーツ「ギネスケーキ」。
ギネスビールのコクと大麦を焦がした苦味がチョコレートやココアと相性抜群で、生地がさっぱりした味に仕上がります。
そして表面に塗った甘いクリームと良く合う!!
黒ビールとケーキの意外な組み合わせが美味しすぎてハマってしまうかもしれませんね。
レシピ:ワンボウルで簡単にできるギネスケーキ【AllAbout暮らし】
ブリンツ|ロシア・東欧
ロシアやウクライナなど東欧系ユダヤ人から広まったと言われるクレープの「ブリンツ」。
国によって巻く具材は異なりますが、現在は東欧だけでなくフランスやドイツでも家庭料理として親しまれています。
東欧ではフライパンで焼いたクレープに似た生地に、リコッタチーズやカッテージチーズを巻くシンプルなものがほとんど。
ブリンツの生地自体は甘くないので、ジャムやハチミツなどをかけて食べるのがポピュラーです。
レシピ:ロシアのデザート「ブリンツ」を作ろう。【サクラメントの櫻弁当】
くろ
クリームチーズを巻いたレシピが多かったです!
マライ|モルドバ共和国
東ヨーロッパの内陸国であり、ウクライナとルーマニアの間にあるモルドバ共和国はルーマニアの影響でトウモロコシをよく食べます。
そんなモルドバ気分が味わえるのがコーンミールとかぼちゃを使った「マライ」というケーキ。
コーンミールとかぼちゃの自然な甘みが特徴ですが、甘さ控えめなので現地ではジャムやホイップクリームを添えて食べることがほとんどです。
かぼちゃは大きめに切ってゴロゴロと入っている方が甘さを感じるのでおすすめです!
アメリカンスイーツ
アメリカのスイーツってカラフルで大きくて甘そうなイメージが強いかと思います。
北米はイメージ通りなところがありますが、南米は複雑な歴史からスペインなどヨーロッパの国々の影響が色濃く残っています。
ヨーロッパで食べられているスイーツがそのまま国民食になっていたり、ラテン風にアレンジされていたり…
そんな北米と南米のスイーツをご紹介していきます。
ウーピーパイ|アメリカ
アメリカの伝統スイーツ「ウーピーパイ」はマカロンに似た見た目のパイ。
しっとりと柔らかなココア生地にクリームやマシュマロを挟んだシンプルなスイーツです。
名前の由来はアメリカの子供たちが「Whoopie!(わーい!)」と喜ぶことから名付けられたと言われています。
本場のウーピーパイは1個1個大きくてボリューム満点、さらにバターや砂糖がたっぷりでアメリカっぽさを味わえるかと思います。
レシピ:やわらかモチモチ♡ウーピーパイ【DELISH KITCHEN】
くろ
サンドする生地にかぼちゃを混ぜ込んだり、チョコペンでデコレーションしたりアレンジも楽しめるスイーツです!
ペカンパイ|アメリカ
アメリカ・テキサス発祥の「ペカンパイ」はコーンシロップとピーカンナッツで作るとーっても甘いパイです。
作り方は材料を混ぜ合わせるだけなので意外とシンプルなのですが、日本ではなかなか馴染みのないコーンシロップなどが必要。
面倒くさいなと言う人はコストコで購入可能なのでぜひお試しください!
ただしお砂糖や水あめなどをたっぷり使うので、ダイエット中の人にはおすすめできません。
レシピ:本場アメリカ南部の味【サザンペカンパイ(ピーカンパイ)】【レシピブログ】
ナナイモ・バー|カナダ
「ナナイモ・バー」はカナダ全土で人気の焼かずに作れる簡単チョコレートスイーツ。
カナダ・ブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバー島の港町ナナイモという都市が発祥と言われています。
ナナイモ・バーは四角いケーキのようなクッキーで、砕いたココアクッキー生地とカスタードクリーム、そしてチョコレートコーティングの3層構造が一般的です。
現地のカフェなどではカップケーキの形や、ケーキ風の三角形などお洒落にアレンジしているお店も少なくないとか。
カロリーの塊のようなこってりとした甘さが特徴なので、お家で作る際には砂糖やバターなどの材料を惜しまず入れるのがおすすめです!
レシピ:ナナイモバー【クックパッド】
ピカロン|ペルー
ペルーのおやつといえば、さつまいもやかぼちゃで作ったドーナツ「ピカロン」。
ペルーの屋台で定番のスイーツで、「チャンカカ」という甘い蜜をかけて食べるのがペルー式。
見た目は素朴なドーナツですが、生地にさつまいもとかぼちゃを練り込むというひと手間が加えられています!
美味しくないわけがないこのスイーツ、お家でも作れるのでぜひお試しください。
ススピロ・ア・ラ・リメーニャ|ペルー
ペルー代表と言っても過言ではない甘党が喜ぶスイーツ「ススピロ・ア・ラ・リメーニャ」。
名前を訳すと「リマ娘のため息」という意味で、甘くて軽い口当たりがまるで女性のため息のようだと名づけられたそうです。
ススピロ・ア・ラ・リメーニャは下層がキャラメルクリーム、上層がメレンゲの2層が基本。
想像を超える甘さなので、甘いもの好きでも少しの量で満足できるスイーツです。
レシピ:ススピロ・デ・リメーニャ(リマ娘のため息【クックパッド】
ブリガデイロ|ブラジル
ブラジルで愛されているトリュフチョコに似たチョコレートスイーツ「ブリガデイロ」。
普段のおやつとして好まれますが、誕生日パーティーなど特別な日にも活躍するスイーツです!
作り方はコンデンスミルクとココアパウダーを混ぜてボールの形に丸めて、チョコレートスプレーをかけて出来上がり。
しっかり練ることで滑らかな口当たりになって絶品です!
レシピ:ブリガデイロ [ブラジルのお菓子]【Rakutenレシピ】
トレスレチェケーキ|コスタリカ・メキシコ
コスタリカやメキシコなど南米で食べられている、「3種類のミルクを使ったケーキ」という意味の「トレスレチェケーキ」。
簡単に説明すると、焼き上げたスポンジケーキに無糖練乳・加藤練乳・牛乳の3種類を混ぜてシロップ状にしたものをしっかりと染み込ませたしっとりケーキです。
表面にはホイップクリームとシナモン、豪華なものだと季節のフルーツがのせられていることも。
日本のケーキ屋さんではなかなか出会えないので、ぜひお家で作ってみてください。
レシピ:
アフリカスイーツ
アフリカで定番のスイーツ、
- コークシスター
- メルクタルト
の2つをご紹介します。
どちらもお家で比較的簡単に作れるので、ぜひお試しください。
コークシスター|南アフリカ
コークシスターは南アフリカ生まれの、三つ編みのような見た目のドーナツに似たスイーツです。
作り方はシンプルで、パン生地を油で揚げて冷たい砂糖シロップをたっぷりかければ出来上がり。
見た目どおりの味で紅茶とよく合うので、南アフリカのティータイムには欠かせないおやつの定番メニューなんだとか。
メルクタルト|南アフリカ
南アフリカで食べられている定番のケーキといえば「メルクケーキ」です。
英語ではmilk tart(ミルクタルト)と言って、牛乳と卵で作るほのかに甘いタルトケーキ。
食感はエッグタルトに似ていて、甘い牛乳クリームとたっぷりとかかったシナモンがクセになります!
レシピ:【病みつき注意】電子レンジで素人でもできるミルクタルトの作り方 【料理レシピ・献立on Tumblr】
オセアニアスイーツ
オセアニアのオーストラリアとニュージーランドで食べられている定番スイーツ、
- ラミントン
- ロッキーロードデザート
- パブロバ
の3つをご紹介します。
甘みがしっかりしているので一口で満足できそうなスイーツばかり!カロリーを抑えたい方は「パブロバ」がおすすめですよ~!
ラミントン|オーストラリア
ラミントンはキューブの形が特徴の小さいケーキで、ココナッツ味がするオーストラリア発祥のスイーツです。
こじんまりした可愛い見た目と気軽につまめることからオーストラリアで長年愛され続けています。
ポピュラーなレシピはキューブ状に切ったスポンジ生地にチョコをコーティングし最後にココナッツフレークをまぶしすだけ。
他にもスポンジの間にジャムや生クリームを挟んだりといろんなバリエーションが楽しめるところも魅力のひとつです!
ロッキーロードデザート(Rocky Road Dessert)|オーストラリア
オーストラリアといえば、岩のようなゴツゴツした見た目が特徴のチョコレートスイーツ「ロッキーロード」!
ミルクチョコレートにマシュマロやナッツを混ぜ込んだチョコレート好きにはたまらないスイーツです。
しっかりと固まったチョコにふわふわ食感のマシュマロが良い感じのギャップでハマること間違いなし!
チョコレートの苦味や混ぜ込む材料がアレンジし放題なので、自宅でも楽しんで作れると思います。
レシピ:
くろ
カラフルなマシュマロを入れるだけで華やかな見た目になって、可愛くなりますよ♪
パブロバ|オーストラリア・ニュージーランド
オーストラリアやニュージーランドで人気のメレンゲケーキ「パブロバ」。
ふわふわのメレンゲをオーブンで焼き上げて、生クリームや季節のフルーツをトッピングして食べるのが1番シンプルで王道なレシピ。
外はサクッと中はふんわりした2つの食感が楽しめます。
パブロバは各家庭で代々受け継がれていくものなので、中にフルーツが入っていたりアイスクリームを挟んでいたりとレシピは様々。
小麦粉を使わないので意外と低カロリーで、ダイエット中の息抜きにもおすすめです!
世界のスイーツまとめ
世界各国のスイーツをご紹介しました。
私が特におすすめしたい海外スイーツは、
- ベトナムのチェー
- ロシアや東欧のシルニキ
の2つです。
チェーは暑いこの季節にぴったりだし、カキ氷風にして好きなフルーツを入れて食べたい!
シルニキはチーズと甘いシロップが相性の良さ、そしてシンプルなのでお菓子作り慣れしていない私でも挑戦しやすそうかなと…
お家時間が増えた今は作ったことないレシピに挑戦したり、練習するのも良いですね!
海外への渡航はまだまだ難しそうなので、お家ご飯を豊かに・楽しむ・ストレス発散などになればと思います。
ツイッター(@SugomoLife)では毎日、おやつなどの料理系ツイートをつぶやいています!気になった方はぜひ覗いてみてください。